今週の野花
今週の野花㊳-日々草

アフリカのアンゴラにいる知人から花の写真が届きました。 彼はいま現地で工場建設に携わっていますが、現場事務所の脇で綺麗な花が咲いていたので送ったとのこと。 楽しみの少ない彼の地で、路傍で見かけた花にひと時の安らぎを覚えた [...]
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今週の野花㊲-山帰来

今回登場の山帰来(サンキライ)は、もともとは猿捕茨(サルトリイバラ)と言うようです。 実は毒を消すために使われ、その際に山に入って実を食べて帰って来たことから、山帰来と呼ばれるようになったとのことです。 秋の赤い実はクリ [...]
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今週の野花㊱-時計草

今回は外来種の時計草(トケイソウ)の紹介です。 ブラジルから渡来した蔦性の木で、花の咲いた姿が時計盤に似ていることから、この名が付けられたようです。 写真の時計草の花は未だ蕾ですが、黄緑色の膨らんだ姿は少しグロテスクで、 [...]
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今週の野花㉟-ゼラニウム

このシリーズでは初めて、洋花をご紹介します。 名前はゼラニウム。 原産地は南アフリカで、道理で赤の色合いが日本のとはかなり異なり、まさに南国の赤です。 左の写真は、ゼラニウムに甘茶(アマチャ)と令法(リョウブ)を合わせて [...]
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今週の野花㉞-紫露草

今回登場の紫露草(ムラサキツユクサ)は、もともとは北米原産で明治初期に日本に渡来したそうです。 鑑賞用として庭に植えられているのをよく見かけます。 この時期、白や紫色の花をつけた野花は多いのですが、とりわけ紫露草は鮮やか [...]
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今週の野花㉝-大山蓮華

この時期、深山で格調高く白い花を咲かせるのが、大山蓮華(オオヤマレンゲ)。 この名の由来は、花が大きく蓮に似ていて、奈良県の大峰山で見られるからだそうです。 一輪花器に入れるだけで存在感があり、枝ぶりも趣があります。 居 [...]
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今週の野花㉜-燕子花

昨年の今頃、似たような花で花菖蒲と文目はご紹介しましたが、今年は燕子花(カキツバタ)の登場です。 写真は、根津美術館の庭園で5月13日に撮ったものです。 五月晴れのもと、鮮やかな紫色の花を咲かせていました。 因みに今、同 [...]
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今週の野花㉛-夏白菊

最近、花器に英国18世紀のストーンウェア・ジャグを購入したので、それに相応しい野花を探していたところ、可愛いのを見つけました。 名前は夏白菊(ナツシロギク)。 原産地は西アジア・バルカン半島で、日本には明治時代に渡来した [...]
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今週の野花㉚-嵯峨菊

これぞ秋の組み合わせといった風情で、嵯峨菊(サガギク)と紅葉を活けてみました。 嵯峨菊は嵯峨天皇(786~842)が殊のほか愛した菊で、大覚寺大沢池の菊ヶ島に自生していた野菊を王朝風の気品ある姿に改良した古典菊だそうです [...]
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今週の野花㉙-西王母

この季節は例年だと、晩秋から冬の訪れが確かになる頃ですが、今年はまだまだ暖かい日が続いています。 いつも立ち寄る花屋で、普通は冬から春にかけて咲くものと思っていた椿を見かけました。 店員さんに聞いたところ、それは早咲きの [...]
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