いつも立ち寄る花屋さんで、「秋の七草で何かおいてませんか?」と尋ねたところ、その時お店に入荷していたのが藤袴(フジバカマ)です。 藤色の花色と花弁筒を袴に見立てて、この名がついたようです。 古くに中国から渡来した多年草で、いまは絶滅が心配されている植物の一つです。 自生は少なく、左写真の今回買い求めた藤袴はおそらく栽培ものでしょう。 因みに、秋の七草は以下の七種の野草のことです。 女郎花(オミナエシ)、尾花(オバナ・ススキのこと)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、藤袴(フジバカマ)、葛(クズ)、萩(ハギ)の七つを言います。
左下の写真は私のオフィスに活けられた藤袴一輪、やさしい秋の風情が漂っています。