お盆休みが終わり、「今週の野花」の材料集めに、いつもの花屋さんに立ち寄ってみました。 そこで一際鮮やかなオレンジ色の花を咲かせていたのが、今回ご紹介する黄花秋桜(キバナコスモス)です。
調べてみると、原産地はメキシコで、日本には大正時代の初めに輸入されたようです。 メキシコは乾燥して日差しが強い国というイメージが私にはありますが、その気候と黄花秋桜のオレンジ色の花がとてもよくマッチングしているように思います。
色には誘目性を高める効果が大きいので、昆虫から見つけてもらいたい花は鮮やかに色づいています。 黄花秋桜は虫に花粉を運んでもらうため、「種の保存」を実践しているようです。