今週の野花⑱-鉄線

2011/7/18

鉄線 (テッセン)

鉄線(テッセン)、この面白い名前は蔓が針金(鉄線)のように硬いことにちなんでいます。 もとは中国原産のクレマチス属で、萼(ガク)片を六枚もった白または紫の綺麗な花を咲かせます。 日本に渡来したのは江戸時代の寛文年間との説がありますが、絵画資料などを見るとそれから百年くらい遡った室町時代には我が国に入っていたのではないかと言われています。 花の形はまるで風車のようで、観ている人に涼しい風が吹いてくるようです。

鉄線と木槿の二種類の野花を一度に買ってしまったことは、前回ご説明しました。 存在感のあるこれらの花をどのように活けるか少々悩みましたが、鉄線を斜め左上に、木槿を中央やや右に配し、全体のバランスをとってみました。

鉄線と木槿

江戸時代のやきものに描かれた鉄線(見込中央)

This entry was posted in FUJINO BLOG, 今週の野花. Bookmark the permalink.