今週の野花⑯-木賊

2011/7/4

木賊 (トクサ)

今週ご紹介する木賊(トクサ)は羊歯(しだ)植物で、冷涼な山地の川べりに自生しています。 まっすぐに茎が伸び、とても和風の趣を持っています。 漢字では砥草とも書き、乾燥させて木材などを磨くのに用いられ、砥石の代わりになる草の意味でこの名が付けられています。

緑色の木賊が三本すっと上に伸びている様子が映えるように、灰釉を掛けただけのどっしりとした重厚感のある無地唐津片口に活けてみました。 湿地に群生する木賊の本来の姿を、一瞬たりとも想像していただければと思います。

唐津片口に活けられた木賊

古唐津と織部にそれぞれ木賊を描いた焼き物があるので、下にご紹介しておきます。 雅味があって数寄者羨望の的です。

古唐津木賊文茶碗

織部開扇向付

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