今週の野花⑬-桔梗

2011/6/13

桔梗 (キキョウ)

桔梗(キキョウ)は秋の七草の一つに数えられますが、「五月雨桔梗」と呼ばれて初夏から咲いています。 近くの花屋ではもうかなりの数の桔梗が売られていました。

深い青紫色の花弁で、これから野に咲く花の代表格です。 左の写真には、開いた花と風船のような蕾も映っていますが、どちらも愛らしい姿をしています。

今回は花器に白磁の猪口を合わせてみました。 白い器によって、青紫色の花は清々しくすっきりと見えます。

左下の写真は、江戸時代の肥前有田でつくられた白磁桔梗花弁形猪口です。 普通は五弁花なのにこの器が六弁花なのは、当時の陶工が桔梗特有の花弁の鋭利さを、一枚多い花弁と全体の厳しい造形でより強調して表現したかったのかもしれません。

桔梗が描かれた江戸時代の猪口

白磁猪口に一輪挿された桔梗

白磁桔梗花弁形猪口

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