今週ご紹介する日光黄菅(ニッコウキスゲ)は、日光の戦場ヶ原で多く見られることからその地名を取って名付けられました。 調べてみると、東京近辺では市川市万葉植物園や箱根湿生花園などで、5~6月にかけて鮮やかなレモン色の花を咲かせているようです。 たまにはのんびりと野花を観察に、ちょっと遠くへ出掛けてみませんか?
因みに、下の写真の背景となっている絵は色大理石の象嵌モザイクで、フィレンツェの街を描いたものです。 日光黄菅の黄色には春のフィレンツェの風景がピッタリ合うと思って、背景に選んでみました。 ルネサンス期の代表的な画家ボッティチェッリが描いた『春』を思い起こします。