石のはなし⑥-オニックス

2010/9/30

エントランスホールにオニックスの光壁を設けた例

暗いエントランスホールを明るくする方法の一つとして、光壁の導入を検討する場合が多いかと思います。

良く使われるのが、四角に組んだアルミフレームにガラスクロスをキャンバス状に貼った内照式の光幕壁です。これは均一で柔らかな光を発するのは良いのですが、単調であるがゆえに少し物足りなさを感じます。

そこでお薦めしたいのが、自然石のオニックス (Onyx) を用いた光壁です。この石は岩石学上、温泉などの堆積物で、細かな炭酸カルシウムが不完全に結晶化した石灰岩です。象牙色、淡緑色、蜂蜜色などの半透明なパステル調の色合いで、波状の縞模様の石です。パキスタンが主要産地で、最近は中国でも採れるようです。照明を内側に組み込めば、模様に光を通すことができ、暖かくて柔らかい光の壁を演出することができます。
最近、3mm程度の極薄にスライスしたオニックスとガラスを特殊加工によって張り合わせたパネルも市場にでています。写真のように、大きな面で使いたい時に適しています。

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