石のはなし②-大理石

2010/9/6

ビアンコ・カラーラの彫刻 (イタリア在住の安部さんの作品)

建築仕上用で使われる自然石の中で、一番華やかなものと言えば大理石。ホテルやオフィスビルのエントランスホールの内装などに良く使われ、高級感を演出するには最も適した材料の一つです。色は、白、グレー、黒、ベージュ、黄、赤、茶、緑などで、自然が創り出した縞や帯状の模様がバラエティに富み、表情豊かな仕上面を演出します。

大理石は岩石学上、石灰岩が長年にわたる熱の作用によって、再結晶化した変成岩の一種です。大理石という名前は、もともと中国雲南省の大理で産出することから名付けられました。それがどんな模様かは私は知りませんが、今度是非調べてそのうちFUJINO BLOGで紹介したいと思います。

写真の彫刻は、イタリアのトスカーナ州カラーラという町で採れるビアンコ・カラーラ (Bianco Carrara) から制作したオブジェです。この3月に、昔お世話になったカラーラの石材加工会社を訪ねた際、オフィスの廊下に飾られていました。あまりにも石の肌合いがうまく表現されていたので、写真を撮ってきました。この石はルネサンス期の彫刻家ミケランジェロが、ダビデ像などで使っています。純白に近く、ちょっとベイン(縞)が入った白大理石です。

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